
毎日、好きなものはすぐなくなるのに、野菜が残るんだよ。

野菜は、繊維質があったり、ボソボソしているから食べにくいんだよね。

どうせ食べないなら食卓に出さなくてもいいかな…

工夫次第で食べてくれるようになるかもね。
毎日の幼児食でこんな悩みありませんか?
- 野菜をまったく食べてくれない
- どのように調理すればいいかわからない
- 野菜を食べてくれるレシピが知りたい
この悩みを解決するために本記事では、以下のことをまとめました。
- 野菜を食べられない理由
- 野菜の調理方法
- 幼児食おすすめの野菜レシピ
野菜を食べられない理由
幼児食期の子が野菜を食べられない理由は以下の内容があげられます。
- 葉物はペラペラしていて噛めない
- 皮が口の中に残る
- 口の中でまとまらない(ブロッコリーなど)
- 口の中がパサパサする(芋系)
- 酸味・苦味がある
- 香りがきつい
- 固い(根菜類など)
つまり、野菜を食べられないのは、「食べにくい・噛めない」が主な理由になります。
味が食べられないわけではないので調理方法によっては食べてくれるようになります。
食べてくれない理由を考え、それに応じた調理方法を実践してみましょう。
具体的な調理方法は次項にまとめます。
野菜の調理方法
葉物はペラペラしていて噛めない/口の中でまとまらない
生野菜で食べる場合と加熱する場合に分けて紹介します。
生野菜の場合
- 繊維を断つように切る
- 塩でしんなりさせる
- ドレッシングをあえてしんなりさせる
塩でしんなりさせる方法は、
- 野菜に塩を入れ、もんで5分程度置いておく
- 水で流して塩気を抜き、しっかり絞る
ドレッシングにあえるとまとまりも出るので食べやすくなります。
ただし、市販のドレッシングは味が濃くなるので、少量使うまたはマヨネーズなどで味付けする程度にしましょう。
加熱野菜の場合
- 圧力鍋で繊維をなくす
- 蒸し焼きでしんなりさせる
口の中がパサパサする
芋類などは、そのまま食べるとパサパサします。
しっかり湯がくまたは、レンジで柔らかくしてから、ペースト状にします。
- お湯や牛乳などの液体でのばす
- 一口サイズや手づかみできるサイズにまとめる
酸味・苦味がある/香りがきつい
酸味・苦味がある/香りがきつい野菜の調理方法は、しっかり加熱することです。
固い(根菜類など)
根菜類は、圧力鍋を使用すると形がなくなってしまうので注意してください。
湯がく場合は、20分以上湯がくことで柔らかくなります。
目安は、親指と人差し指でつぶせる柔らかさです。
根菜類は、サイコロ状に切るか、手づかみしやすいスティック状に切ると食べやすくなります。
幼児食おすすめの野菜レシピ
お好み焼き・卵焼き(オムレツ)・ハンバーグ
子供は、野菜の見た目や食感が苦手で食べないことがあります。
どうしても食べないときは、細かくみじん切りにしてお好み焼きや卵焼き、ハンバーグの中に混ぜると食べてくれます。
私がよく入れる野菜は、キャベツ・ほうれん草・人参です。
さらに、きのこ類も一緒に混ぜて焼くこともあります。
ただし、2日目になると水分を含むので食べてくれないことがあります。
1食分ずつ作ってその日のうちに食べましょう!
野菜スープ・味噌汁
スープや味噌汁は、残り物の野菜も全て使って野菜たっぷりの1品ができあがります。
子供用に作るときにはポイントがあります。
- 野菜は小さくカット(目安は、サイコロ状)
- 野菜が柔らかくなるまで煮込む
- トロッとしたスープの方が食べやすい
私は、圧力鍋で柔らかくして食べやすくします。
野菜の形が残っていると食べられない子は、牛乳と混ぜてポタージュにすると食べてくれるかもしれません。
ポタージュには、甘みのある野菜を使うのがおすすめです。
- じゃがいも
- さつまいも
- 人参
- とうもろこし
圧力鍋は、すべての野菜が同じ固さになり舌と上顎だけで食べられるほど柔らかくなります。
1歳〜3歳の子にはおすすめですが、3歳以降の子にはおすすめしません。
3歳以降になると、噛む力もしっかりするので、固さの違いを楽しむ経験が必要になってきます。
茹で野菜 マヨネーズつけ
焼いたり、煮たりすると野菜が食べられないことがあります。
そのような子は意外と茹で野菜を食べるかもしれません。
我が子は、茹で野菜をマヨネーズにつけたいと想いでパクパク食べてくれます。
ブロッコリー、キャベツ、人参などがおすすめです。
※注意!マヨネーズのつけすぎになります。必要な分だけお皿に出して、それ以上はあげないなど工夫をしてください。
納豆まぜ
納豆好きな子におすすめです。
入れたい野菜を細かく切って、納豆と混ぜるだけです。
納豆のネバネバが野菜を包み込み食べやすくしてくれます。
野菜ジュース
どうしても、何を工夫しても食べてくれないときは、最終手段『野菜ジュース』です。
野菜ジュースは、甘く飲みやすいものがあるのでおすすめです。
おやつの時に飲んで補ってあげてください。
ただし、野菜ジュースの選び方に注意です。
- 砂糖・添加物不使用のものを選ぶ
- 野菜・フルーツだけのものを選ぶ
子供の野菜嫌いは毎日変化
どれだけ調理に工夫をしても、昨日食べたのに今日食べないということは日常茶飯時です。
だからこそ、諦めも大事だと思います。
「今日は、ダメだったか…ならまた明日考えよ!」ぐらいの気持ちで大丈夫です。
工夫しながら、それぞれの子供に合った調理法を見つけてください。