幼児食を食べてくれない時はこうしてみよう!

味や固さを変える

 

ほなお
honao

離乳食はよく食べてくれたのに、幼児食になったら急に食べなくなったよ…

ぼちこ
bochiko

いろいろなことに興味が出てくる時期だからね。

ほなお
honao

どうしたら食べてくれるんだろう。

ぼちこ
bochiko

食べてくれるようにちょっとした工夫をしてみよう!

 
幼児食の時期のお子さんがいる方でこんな悩みありませんか?

 

こんな悩み

  • 幼児食を食べてくれない
  • 食事中じっと座ってくれない
  • どのように工夫すれば食べてくれるのか分からない

 

 
この悩みを解決するための本記事では以下のことをまとめました。

 

本記事の内容
  1. 幼児食を食べない理由
  2. 幼児食を食べない時の対処法
  3. 「これで食べてくれた!」親子で楽しいお弁当作戦

 

幼児食を食べない理由

口の中がパサパサする

子供がご飯を食べないのには理由があります。
実際に経験して感じた理由をあげたいと思います。

 

幼児食を食べない理由
  • 好きなものを食べたい
  • おもちゃやテレビが気になる
  • 料理の味や固さが気に入らない
  • 上手に食べれなくて時間がかかる・座るのが疲れた
  • 眠たい

 

幼児食を食べない時の対処法

野菜スープ・味噌汁

幼児食を食べない時の対処法は様々なものがあります。

 
「昨日そのやり方でできたけど、今日はできなかった」という日もよくあります。

 
大事なのは、その子自身の今日の状態を把握して対処してあげることです。

 

幼児食を食べない時の対処法
  1. 自分で食べさせる
  2. 時間を決めて食べさせる
  3. 味や固さを変える
  4. 食べる場所を変える
  5. 生活リズムを整える

 

自分で食べさせる

幼児食を始めた頃は、スプーンとフォークがまだ思うように使うことができません。
ほとんどが手づかみ食べになります。

 
3歳頃からようやく思うように手が使えるようになるので、それまでは食べ物を落としながら食べるのが当たり前です。

テーブルや床が汚れるのが気になり、食べさせたくなると思います。

 
しかし、この3歳頃までの時期は、自我が芽生え好奇心が旺盛になる時期です。

 
自分で食べさせることによって、食べてくれるようになることもあります。

 

時間を決めて食べさせる

時間を決めて食べさせる

上手に食べることができず、時間がかかってしまいダラダラ食べをすることがあります。

 
ダラダラ食べをする場合は、時間を決めて食事をやめさせることも大切です。

 

ダラダラ食べはここがダメ!
  • 次までの食事の間隔が狭くなり次の食事が食べれなくなる
  • 口の中に食べ物がある時間が長くなるので虫歯になりやすくなる

 
「この時間までに食べようね。」と決めて、その時間になるとお皿を下げます。
そうすることで、その時間までに食べる習慣を身につけていきましょう。

 
20分以上食べることで満腹中枢が働きます。
食事時間は、20〜30分を目安にしてください。

 

味や固さを変える

味や固さを変える

味や固さにはとても敏感です。

 
幼児食後期の3歳〜6歳の時期で、噛む力は大人の半分程度です。

 
幼児食期の塩分量は以下になります。

 幼児食移行期・前期幼児食後期
塩分量大人の1/3程度大人の1/2程度

※幼児食移行期:1歳〜1歳半
 幼児食前期 :1歳半〜3歳
 幼児食後期 :3歳〜6歳

 

POINT!

  • 味は時期に合わせて大人より薄めに作る
  • 固さは柔らかく作る

 

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食べる場所を変える

テーブルでずっと座っていると、座るのに疲れたり、集中力が切れたりします。

食べずに遊び始め、立つこともあります。

 
「食べない」=「お腹がいっぱい」ではありません。

 
場所を変えて食べさせることで、もう一度食べてくれることもあります。

 

生活リズムを整える

生活リズムを整えることで、食事の時間にお腹を空かせると食べてくれることがあります。

 
起きてから寝るまで、細かくリズムを整える必要はありません。

 

  • 起床の時間
  • 食事・おやつの時間
  • 昼寝の起こす最終時間
  • 寝る時間

 
最低、睡眠・起床の時間、食事の時間を決めるだけで十分です。

 
食事と食事の間、食事とおやつの間は、2時間〜3時間は空けるようにすることで空腹を感じることができます。

 

「これで食べてくれた!」親子で楽しいお弁当作戦

お弁当作戦

我が子は、食べるのが遅く、好きのものだけをゆっくり食べるので他のものが食べられないということがよくありました。

 
そんな子におすすめなのが『お弁当作戦』です。

 

お弁当作戦

家庭での食事は、テーブルでお皿に入れて食べるが基本です。

食べてくれないときは、その雰囲気を変えるのがおすすめです。

 
お弁当作戦は、お家の中での食事をする時に、お弁当にご飯やおかずを詰めてあげます。

 
お弁当作戦は、子供だけでなく親にとってもメリットがあります。

 

お弁当作戦のメリット

  • バランスよく食事が摂れる
  • 楽しい雰囲気が集中力をアップさせる
  • 幼稚園のお弁当の練習になる

 

 

バランスよく食事が摂れる

お弁当を作る時のご飯・おかずのバランスがあります。

 
『主食:主菜:副菜 = 3:1:2』

になるように詰める

 
お弁当箱を大まかにこの割合に分けて詰めてください。 

 
作る側も簡単にバランスの取れた食事を作ることができます。

 

幼児食を食べてくれない時こそ楽しく!

せっかく作ったのに食べてくれないと親もイライラしてしまったり、怒ってしまったりと悪循環になります。

 
毎日完璧に食べてくれる子の方が珍しいです。

 
私のモットーは「食事は楽しく!お腹がいっぱいならそれでよし!」です。

 
楽しい食事の時間は子供の成長に大きく影響します。
食べない時は、無理に食べさせず食べたいものを食べさせてみるのもよしです。

 
親も子供も無理せず楽しい食事時間を過ごせるように工夫してみてください。