子供が風邪を引いてしまった!!
「風邪の時に効く料理ってなんだろう?」
と悩むことはありませんか?
私が子供の頃は、母がいつも温かくほっこりする風邪に効く料理を作ってくれました。
そんな母直伝料理を紹介したいと思います。
子供が風邪を引いた時は、「食べやすい料理」を選び「食べやすく調理」することが重要です。
風邪の時に取りたい食材を使った料理を紹介したいと思います。
もちろん大人にもオススメ料理です。
風邪に効く料理
- あんかけうどん
- じゃがいものお好み焼き
- じゃがいもの牛乳煮
- ほうれん草の白和え
風邪に効く料理〜レシピ〜
あんかけうどん
〈材料〉
うどん……1玉
ささみ……1本
青ねぎ(小口切り)……1本
しょうが(すりおろし)……1/2かけ
かつおだし……3カップ(600ml)
片栗粉……大さじ1
▲塩……ひとつまみ
▲醤油……大さじ1
▲みりん……大さじ1
▲砂糖……大さじ1
- 鍋に水を入れて、昆布と鰹節でだしを取る
- ささみのスジを取り、分量外の片栗粉を全体にまぶす
💡筋が気にならない場合はそのままでもよい。
- 1に▲を入れて火にかける
- 3にささみを入れ、火が通ったら取り出し、細かく割いておく
💡沸騰しているところにささみを入れると固くなるので注意!弱火でゆっくり火を通します。
- うどんを軽くお湯または水に通してから、だし汁の中に入れ煮込む
💡お湯や水に通すのは、うどんをほぐすためです。冷凍うどんでも大丈夫です。
- うどんが柔らかくなったら、ささみを戻し一煮立ちさせる
- 火を弱めて水溶き片栗粉(片栗粉に大さじ3の水を加えて混ぜる)を入れ沸騰させる
- どんぶりにうどんとだし汁を入れて、ねぎと生姜を入れれば完成
小さいお子さんにあげる場合は、うどんを細かく切ると食べやすいです。
あんかけは熱いので食べる時は注意してください。
うどんの代わりにご飯を入れて、【あんかけ雑炊】にできます。冷やご飯を使うと簡単です。
冷やご飯はだし汁に入れる前に水で洗ってほぐすと粘りがなくなりドロドロになりにくいです。
じゃがいものお好み焼き
じゃがいもをすりおろして作るお好み焼きです。柔らかくもっちりしていて子供が食べやすい料理です。
〈材料(2枚分)〉
じゃがいも……300グラム(大が2個ぐらい)
ハム……4枚
卵……2個
青ネギ……1本
ニラ……1本
生姜……1/2かけ
梅干し……1粒
塩……ひとつまみ
油(バターでもよい)……大さじ1
小麦粉……小さじ2
醤油……焼き上がりにお好みで
- ボールにじゃがいもをすりおろす
💡少し大変な作業ですが生地がもっちりするには重要な作業です。頑張って!
- ハムは1㎝角に切る。青ネギ・ニラ・生姜はみじん切り。梅干しは種を取ってみじん切り。
💡生姜が苦手なお子さんはすりおろすと食べやすいです
- 1に2と卵、塩、小麦粉を入れてしっかり混ぜる
- 油を入れて熱したフライパンに生地の半量を流し入れて両面こんがりと焼く
- 最後に醤油をたらし、醤油の香ばしい香りがしたら完成
じゃがいものお好み焼きは、風邪の時に必要な栄養素がたくさん取れる料理です。
また、風邪だけでなく幼児食にもおすすめです。
梅干しや生姜はなくても大丈夫です。
柔らかいのでまだ歯が少ない子でも食べることができます。
じゃがいもの牛乳煮
温かくほんのり甘い牛乳にじゃがいもがほっくり。体が温かくなります。
〈材料(2人分)〉
じゃがいも……大2個
牛乳……適宜加えます
水……大さじ3
卵……2つ
バター……5g
砂糖……小さじ2
塩……ひとつまみ
- じゃがいもを2〜3ミリの厚さに輪切りする
- 鍋にじゃがいもとバターを入れて火にかけ油をなじませる
💡じゃがいもの表面がバターでコーティングしたようにテカテカになればオッケーです!
- 2にひたひたになるまで牛乳を入れ、砂糖、水を加えて中火にかける
💡水を入れると牛乳の膜ができにくくなります!
- 8分ほど煮てじゃがいもが柔らかくなったら塩を加える
- 卵を加えて白身に火が通ったら、火を止めて蓋をし、黄身が余熱で半熟なれば完成
食べる時は、黄身を牛乳とじゃがいもにからめて食べると抜群です!
生卵や半熟の卵を食べさせていない場合は、黄身にしっかり火が通るまで火にかけてください。
朝ごはんにもオススメです。
ほうれん草の白和え
副菜の定番メニューですが、子供が食べる時は少し工夫してあげると食べやすくなります。
〈材料〉
ほうれん草……1束
絹ごし豆腐……小1パック
すりごま……大さじ2
砂糖……大さじ1
醤油……小さじ1
- 豆腐をキッチンペーパーで挟み、重しを乗せて水分を抜く
- 鍋に湯を沸かし、沸騰したらほうれん草を入れて40秒茹でる
- 茹で上がったほうれん草は軽く水で流し、熱を取ったあと少量の醤油(材料外)につけておく
- すり鉢にすりごま、砂糖、醤油を入れてしっかり混ぜ、1の豆腐を入れて豆腐が細かくなるまで混ぜる
- ほうれん草は、1㎝幅に切り、葉の部分はさらに細かく切る
💡細かく切ることで食べやすくなります
- ボールに5を入れて4と混ぜ合わせれば完成
大人が食べる時は、ほうれん草を4〜5㎝幅にカットすればよいですが、子供は固くてなかなか食べられないので細かくカットしてあげると食べやすくなります。
食材選びが重要
風邪に効く食材があります。
風邪を引いた場合以下の対策を行う必要があり、それぞれに効く食材があります。
紹介した料理には風邪に効く食材を使用しています。
- エネルギー補給
じゃがいも、胚芽精米、うどん
- 抵抗力をつける
じゃがいも、ほうれん草、ニラ、ネギ
- のどや鼻の粘膜を保護する
ほうれん草、ニラ
- 胃腸に負担をかけない
ささみ
- 抗菌作用のある食べ物を食べる
緑茶、梅干し
- 体を温める
しょうが(皮ごとがおすすめ)
- 免疫力を高める
卵