子供も大人も大好きなハンバーグですが、「焼き方」が難しくありませんか?
私が初めて作ったハンバーグは散々な結果でした。
- 固い
- ボソボソしている
- 焦げている
- 肉汁が皆無
焼き方を調べてみたり、料理本に書かれているように作ってみたり、何度も何度も挑戦したのですが全くおいしいハンバーグが作れませんでした。
「おいしいハンバーグを作りたい!!」と思ったのは、子供のご飯を作るようになってからです。
子供の舌は敏感なのでボソボソしていると全く食べません。
そんな時、ある「ハンバーグの焼き方」に出会いました。
この焼き方をすると、
- ふんわり
- ジューシー
- 肉汁がたっぷり
あの時の焼き方には戻れません!
また、ハンバーグは、主菜・副菜のどちらも取れる優秀な料理です。
子供や家族に作ってあげたいおすすめのハンバーグレシピも紹介したいと思います!
おいしいハンバーグの焼き方の秘訣は?
ずばり、「水分」が美味しいハンバーグの秘訣の鍵を握っています。
そもそも、お肉を焼くと固くなるのは、
肉の中の水分が抜けてしまうからです。
つまり、水分を肉の中に保持することができれば柔らかく焼き上がります。
ハンバーグの場合は、ひき肉になるので塊の肉とは水分の保持方法が異なります。
焼き上がりでハンバーグから肉汁が溢れ出すのは、水分を閉じ込められていません。
口の中に入れて噛んだ時に初めて肉汁が溢れ出すのが水分を保持できた状態です。
肉の中に「水分を閉じ込める」ことが重要です。
以下に、ハンバーグの場合のポイントをまとめてみます。
【水分を保持させるためのポイント】
- 肉に塩を入れるのは練る時!焼く前に振ってはいけない!
ひき肉をねるときに塩を加えると粘りがでて、水分を閉じ込めます。ただし、焼く前に塩をふると肉から水分がでてしまい固くなるので注意してください。
- ひき肉は冷蔵庫から出してすぐにこねる
ひき肉の温度があがると粘りがでなくなり焼きあがりで水分が溢れ出てしまいます。
- 中火で表面を焼く!強火で焼かない!
強火で焼くと水分がでてしまい、かたくなります。
- じっくり焼くか蒸し焼きにする
水蒸気でさらに水分を閉じ込めます。また生焼けを防ぐことができます。
以上のポイントに注意してハンバーグを作ってみてください。
口の中で肉汁が溢れ出るハンバーグを食べることができます。
ハンバーグ以外の料理でも、肉の水分(肉汁)保持について興味のある方には、以下の本「調理科学 × 肉の辞典」が非常に参考になります。
↓↓↓
栄養満点ハンバーグのレシピ
ハンバーグに入れる野菜といえば玉ねぎですが、さらにたくさんの野菜を入れて栄養満点のハンバーグを作りましょう。
〈材料(4人分)〉
ひき肉(合挽き)……300g
玉ねぎ……1/2個
人参……1/4
葉物(小松菜やほうれん草など)……1本
きのこ(しいたけやえのきたけなど)……しいたけの場合:1本/えのきたけの場合:1/4株
卵……1個
パン粉……大さじ3
牛乳……大さじ3
ハーブソルト……少々
ケチャップ……1プッシュ
- 玉ねぎ、人参、葉物、きのこは細かくみじん切りしてボールに入れる
- ①にパン粉を入れて、牛乳をパン粉の上にしみこませる
- ②に卵ケチャップを入れてしっかりかき混ぜる
- ③に冷蔵庫から出したひき肉、ハーブソルトを入れて粘りがでるまで混ぜる
💡混ぜすぎに注意!
- お好みの大きさに丸めて、中火で両面を焼く
- 大さじ2(分量外)の水を入れて蓋をして2、3分蒸し焼きにする
- ハンバーグの真ん中あたりを軽く押して、透明の肉汁がでたら完成
まとめ
ハンバーグのおいしい焼き方に欠かせないのは「水分」です。
これさえ覚えていれば、いつでもおいしいハンバーグを作ることができます。
ぜひ一度、焼き方のポイントを参考にハンバーグを作ってみてください。